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町田忍の昭和回想

エクササイズ・健康・ダイエット

中の湯に 残る温みで 顔洗う

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 昭和は遠くなりにけり--。銭湯や手描き看板をカメラにおさめ、お菓子のパッケージを収集するなど、庶民の暮らしを見つめてきた町田忍さんが、懐かしいあれこれをイラストにして回想します。みなさんも古いアルバムや本、新聞を引っ張り出し、町田さんのイラストと合わせて、昔を振り返ってみてはいかがでしょうか。
 記事の最後にコメント欄がありますので、よろしければ、あなたの懐かしい思い出を投稿してください。

湯たんぽ

 昭和を懐かしむ人が多いせいなのか、昔の湯たんぽの復刻版を金物屋さんで見かけた。自分が最初に使ったのは陶器だったが割れてしまい、その後、金属のものを袋に入れて使っていた。

 寝る前に、布団をめくって、ちょうど腰のあたりに置いておいた。布団に入ると、足元にずらす。腰から足にかけて、いい塩梅あんばいぬくもりとともに眠りについた。当時、お湯は貴重だった。朝起きると、まだ少し温かい湯たんぽのお湯を使って顔を洗った。あまり長期間使っていると、内側がさびてきて、お湯が茶色になるから困った。

 私の親は、たばこの箱くらいの大きさのカイロも愛用していた。冬に外出するときは欠かさず持ち歩いていた。持ったときの手触りが、何ともいえずよかった。

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machida_shinobu_prof

町田 忍(まちだ・しのぶ)
1950年、東京都出身。庶民文化研究家、エッセイスト。銭湯や缶ジュースなど100を超える研究テーマを持つ。著書に「町田忍の手描き看板百景-美あり珍あり昭和あり-」(東海教育研究所)、「戦後新聞広告図鑑」(同)、「マッカーサーと征露丸」(芸文社)、「銭湯 『浮世の垢』も落とす庶民の社交場」(ミネルヴァ書房)など。

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1件 のコメント

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火傷もしましたよ。

JUMBO

子どもの頃はずいぶんと湯たんぽのお世話になりました。 中綿の入った袋に入れて使用したんですが、夜は湯たんぽに「ほぼ熱湯」を注ぐんです。そして湯た...

子どもの頃はずいぶんと湯たんぽのお世話になりました。
中綿の入った袋に入れて使用したんですが、夜は湯たんぽに「ほぼ熱湯」を注ぐんです。そして湯たんぽの栓をするんですが、そのときにキチンと閉めないとお湯が漏れるんですが湯たんぽが熱くて、子どもの手が触れると火傷するんです。火傷して何度親に怒られたことか・・・・。
朝は湯たんぽのお湯で顔を洗うのは当たり前でした。
昔の北海道の住宅では朝になったら水道管が凍りついて水が出ないなんて当たり前でしたから。現在の「蛇口をひねるとお湯が出る」なんて想像すらしていませんでした。

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