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医療相談室

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汗管腫 暑いと顔にブツブツ

 2年ほど前から、暑いと感じたり汗ばんだりすると顔にブツブツができます。痛みやかゆみはありません。良性腫瘍の「 汗管腫かんかんしゅ 」と言われました。最近ひどくなった気がします。なるべく痕が残らずにすむ治療法はないですか。(69歳女性)

炭酸ガスレーザーなどで治療

黒川正人 熊本赤十字病院形成外科部長

 汗管腫は、主に顔面などにできる、直径1~2ミリの多発性の小 腫瘤しゅりゅう です。色は普通の皮膚色や黄色です。皮膚のやや深い所にある、汗を出す管(汗管)が増殖して皮膚表面に隆起したものです。かゆみを伴うこともありますが、それ以外の自覚症状はほとんどなく、がんになることもありません。ただ、多発すると美容面で問題になります。

 治療では、増殖した汗管を取り除きます。小さい腫瘤が多発しているので、メスでの切除は難しく傷痕も残ります。皮膚表面を削っても深い所にある汗管には効果がないので、炭酸ガスレーザーや液体窒素を使った治療が行われています。

 液体窒素はマイナス200度ほどにして皮膚に数十秒間当てて凍結させて取る治療です。1回では治らず、回数がかかります。長く当て過ぎると、皮膚表面が凍傷になり治療後に色素沈着や色素脱失を起こすことがあるので注意が必要です。

 炭酸ガスレーザーは、腫瘤の所だけピンポイントでレーザー光線を照射して、面ではなく点状に治療します。皮膚の表面から汗管までを焼くので局所麻酔が必要です。照射した所には、かさぶたができますが、1、2週間で治り、色素沈着や傷痕も少ない治療法です。

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