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館山に久々クルーズ船 感染対策徹底 定員減、検温や問診も

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クルーズ船の運航再開後、初めて館山港に寄港した「にっぽん丸」(3日、館山市で)

クルーズ船の運航再開後、初めて館山港に寄港した「にっぽん丸」(3日、館山市で)

 商船三井客船(東京)の大型クルーズ船「にっぽん丸」(2万2472トン、全長166・6メートル)が3日、館山市の館山港に寄港した。新型コロナウイルス感染拡大後、国内のクルーズ船は運航を取りやめていたが、感染対策を徹底して今月から再開。同社の企画・募集によるツアーは再開後初めてで、桟橋では金丸謙一市長や観光関係者が出迎えた。

 ツアーは神戸市の神戸港を発着する2泊3日のショートクルーズ。「3密」を避けるため、乗船客は112人と、通常の4分の1ほどに絞った。事前に乗船客・乗員のウイルス検査を実施。検温、問診なども行ってから出港した。感染者や症状のある人が出た場合に備え、仮設クリニックと陰圧テント室を設け、濃厚接触者を隔離する部屋も用意した。

 同社の要請を受け、国土交通省関東地方整備局と港湾管理者の県が事務局となり、関係機関でにっぽん丸の寄港について検討し、受け入れを決めた。同船の寄港は昨年10月以来。前回は台風15号で大きな被害を受けた館山市に対し、支援金として10万円を寄付した。

 今回は2日に神戸港をたち、3日午前9時頃、館山港に到着。乗船客らは地元産の食材を使った特別メニューや、バスツアーなどを楽しんだ。妻、娘と一緒に参加した兵庫県三木市の宮谷忠治さん(69)は「クルーズ船の旅が好きで、再開を心待ちにしていた。感染対策がしっかりしており、安心感がある。養老渓谷の景色が素晴らしく、食事もおいしかった」と笑顔で話した。

 商船三井客船のゼネラルマネジャー福元剛さんは「自社企画商品として最初のクルーズで館山に寄港でき、感謝しています」と話した。にっぽん丸は3日夕、館山港を出港した。

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