町田忍の昭和回想
回想サロン
地響きを 立ててローラー 道つくる
昭和は遠くなりにけり--。銭湯や手描き看板をカメラにおさめ、お菓子のパッケージを収集するなど、庶民の暮らしを見つめてきた町田忍さんが、懐かしいあれこれをイラストにして回想します。みなさんも古いアルバムや本、新聞を引っ張り出し、町田さんのイラストと合わせて、昔を振り返ってみてはいかがでしょうか。 |
ロードローラー

1964年の東京オリンピックが近づいてきた頃、都内のあちこちで工事の槌音が響いていた。自宅の前では、下水道の工事が盛んに行われていた。
最後の仕上げは、地面を平らにするロードローラー。鉄の輪がゆっくりと動き出すと、ゴーという音とともに地響きがした。まるで、巨大な怪物が近づいてくるような音だった。鉄の塊が動くさまは見ていても、すごい迫力で恐ろしかったが、どこかワクワクした。最近は写真のように、タイヤタイプのロードローラーが多くなってきたようである。
用途が違う
Ten
イラストと写真のローラーは用途が違います。 イラストはマカダムローラーで舗装時は初期転圧に使用します。 写真はタイヤローラー虹転圧に使用します。...
イラストと写真のローラーは用途が違います。
イラストはマカダムローラーで舗装時は初期転圧に使用します。
写真はタイヤローラー虹転圧に使用します。
一般の舗装ではこれで終わりですが、
仕上げに三軸ローラーを使う場合もあります。
つづきを読む
違反報告