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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

[ きょうの健康レシピ ]

健康・ダイエット・エクササイズ

チーズ風味のパンプリン…パン食を好む高齢の方増えている

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 こんにちは。在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 今回は、前回とほとんど同じ材料で作ることのできるパンプリンのご紹介です。

 パンプリンとは、時間がたって硬くなったパンを、牛乳と卵、砂糖を混ぜたものにしみこませて、オーブンで焼いたスイーツです。今回はより軟らかい食感に仕上げるため、卵液を多めにし、トースターでは焼かず、電子レンジだけで加熱して仕上げます。食べる機能に問題のない方には、卵と牛乳を1:2にし、トースターで焼いて仕上げましょう。

 このレシピでは、甘いものが苦手な方でも食べられるようにチーズ味にしましたが、甘いものがお好みの方は、チーズの代わりに砂糖大さじ1を加え、ピザソースの代わりにお好みのジャムやメープルシロップを添えましょう。

 高齢になると食べにくい食材のひとつが、パサつきやすいパン類といわれていますが、パン食を好む高齢の方は、時代とともに増えているとのこと。

 好きなものが食べられなくなることで、楽しみがひとつ減ってしまうことにつながりかねません。

 “食べにくくなったから食べられない”ではなく、食べにくさの原因を考え、それに応じた調理のアレンジや提案ができるとよいですね。

[作り方]

(1) ボウルに卵を割り入れ、泡立て器でよくほぐす。牛乳と粉チーズを加えてよく混ぜ合わせる。

(2) 食パンの耳を切り落として8等分に切る。パンが重ならずに入る容器にパンを並べ入れ、(1)の卵液を入れよくしみこませる。10分たったら上下を返し、両面に卵液がしみこむようにして、さらに10分おく。

(3) (2)のパンを耐熱容器に並べ、卵液も注ぎ入れる。

(4) (3)の容器にラップをふんわりとかけて、電子レンジ(500W)で3~4分加熱する。

(5) ラップを外し、ピザソースと粉チーズ、粉パセリをかけてできあがり。

※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

(レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

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伊藤清世(いとう きよ)

在宅訪問管理栄養士・介護食アドバイザー
委託給食会社で病院・高齢者施設・保育所等の調理業務、総合病院の管理栄養士を経て、現在は仙台市の「ないとうクリニック複合サービスセンター」で在宅訪問管理栄養士として活動中。また、地域での講演活動を通じ、かむ、のみ込む力が低下した方にも喜ばれる、食べやすくおいしい食事作りを提案している。

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