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医療大全

髄膜炎・脳炎

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詠んで生きる<1>短歌を生きがいに療養

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 歌人の有沢 ほたる さん(71)の体に、突然の異変が起きたのは、2013年4月のことだった。

 東京都内のキリスト教系女子校で国語を教えていた。一方で、少女時代からの短歌をまとめた歌集が注目され、以来10年余り、旺盛な文筆活動をしていた。

 首や背中の激痛とともに意識を失い、気がついた時には、気管切開されて人工呼吸器につながれ、肩から下が動かなかった。黄色ブドウ球菌の感染による髄膜炎で脊髄が損傷したと医師は説明した。「一生寝たきりで、話すことも食べることもできないでしょう」

 だが、意識ははっきりしていた。回診の医師同士が「呼吸器が外せる可能性は」と英語で尋ね、「hopeless(望みなし)」と答えるのが聞こえた。

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