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素早く対応しなければ、医療システム圧倒…EUが検査体制整備・情報共有で一致

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 【ブリュッセル=畠山朋子】欧州連合(EU)は29日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、緊急の首脳会議をオンライン形式で開き、検査体制の整備や加盟国間の情報共有など協力を強化することで一致した。

 欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長がEU全体の抗原検査の体制整備や、集中治療室(ICU)の空き病床数などの情報共有を呼びかけた。会議後の記者会見で「素早く対応しなければ、感染拡大はEUの医療システムを圧倒する」と警鐘を鳴らした。

 欧州委員会は年末までに、入国者の移動情報を把握するEU共通の「渡航者追跡フォーム」を導入する。新型コロナの感染拡大が深刻化した今年春、各国が国境管理を独自に強化し、加盟国間の人の移動や物流が滞るなどの問題が起きた。EUは感染者の追跡手法を共通化することで、混乱の再来を避けたい考えだ。

 欧州では10月半ば以降、1日あたりの新規感染者が10万人を超えている。感染拡大が特に深刻なフランスでは30日午前0時(日本時間午前8時)、全土を対象とした最短で12月1日までの外出制限措置が発動した。

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