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【独自】全国のクラスター1761か所、最多は「飲食店」…「企業・官公庁の事業所」が続く

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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、全国各地で発生したクラスター(感染集団)とみられる事例が、今月26日までに計1761か所に上ることが、厚生労働省のまとめでわかった。国内の感染者は29日、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者(712人)を含めて10万502人となり、依然として収束には至っていない状況だ。

 厚労省の集計によると、クラスターの場所別で最も多かったのは「飲食店」の441か所。政府が緊急事態宣言を全面解除した5月25日までの「第1波」ではライブハウスなどで、解除後の「第2波」では都市部の「夜の街」やカラオケ店などで感染が広がった。

 次いで、「企業や官公庁などの事業所」(379か所)、「福祉施設」(319か所)、「医療機関」(307か所)などが目立った。

 国内の感染者は29日、新たに809人が確認され、1月16日に初めて感染者が発表されてから9か月半で10万人を超えた。1日当たりの感染者が最も多かったのは8月7日の1605人で、その後、減少傾向となったが、今月に入り微増に転じている。死者は累計で1761人となった。

 全国の自治体が今月28日までに発表した感染者数に対する死者数の割合(死亡率)をみると、「第1波」では5・2%だったが、「第2波」では1・1%と、大きく低下。「第2波」では、若年層を中心に感染が広がっており、重症化するケースが少なくなっているとみられる。

 昭和大の二木芳人客員教授(感染症学)の話「死亡率は低下したが、感染経路が分からない人も多い。無症状や軽症の人を介して市中感染が拡大する可能性もあり、引き続き医療提供体制の充実に取り組む必要がある」

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