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ひきこもり自立支援で「無理やり監禁」…男性7人「恐怖植えつけられた」と賠償求め提訴

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 ひきこもりからの自立支援名目で無理やり連れ去られるなどしたとして、関東在住の20~40歳代の男性7人が28日、一般社団法人「若者教育支援センター」(東京)と代表理事ら3人に、慰謝料など計3080万円の損害賠償を求める訴訟を横浜地裁に起こした。センター側は事実関係を争う方針。

 訴状によると、原告の7人は2017~19年、突然自宅に現れた代表理事らに長時間居座られたり、威圧的なことを言われたりして、センターが運営する神奈川県中井町の「ワンステップスクール湘南校」に強引に連れていかれた。湘南校では所持品を没収されたうえ、カメラで常時監視されるなどし、自力で脱走するまで約1か月~約2年2か月にわたって監禁状態の生活を強いられたとしている。校内には、窓に鉄格子の入った「考査部屋」と呼ばれる懲罰室もあったという。

 また、日常的に小学生レベルの勉強や清掃などを場当たり的にやらされるだけで、自立支援とはかけ離れていたとも主張している。

 提訴後に記者会見した原告の30歳代男性は「恐怖が体に植えつけられた」と精神的苦痛が続いていることを説明し、「司法の場で実態を明らかにしてほしい」と訴えた。

 一方、センターの代表理事は取材に対し、「拉致のように連れ去ったことはなく、監禁もない。両親の依頼を受け、本人に判断させて同意書を書いてもらっており、法廷でしっかり反論していきたい」と話した。

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