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教えて!ヨミドック

医療・健康・介護のニュース・解説

免疫力をアップするには?

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規則正しく、楽しく生活

免疫力をアップするには?免疫力をアップするには?

 Q 新型コロナウイルスに感染しないように、「免疫力をアップしよう」って言われるね。どうやるの?

 ヨミドック まず免疫の仕組みを勉強しましょう。免疫は、生まれつき備わった「自然免疫」と、特定の病原体に働く「獲得免疫」の2段構えになっています。

  自然と獲得……。

  ウイルスが体に入ると最初に働くのが自然免疫です。白血球の一種のマクロファージやナチュラルキラー(NK)細胞といった細胞が異物を見つけて排除します。

  獲得免疫は?

  自然免疫が、日頃から体内を巡回して治安を守る「お巡りさん」だとすると、獲得免疫はお巡りさんでは防ぎきれない敵に攻撃を仕掛ける「軍隊」。リンパ球の一種のB細胞やT細胞が働きます。B細胞は、ウイルスを標的にした抗体を作って放出します。ミサイル攻撃です。キラーT細胞という細胞は、入り込んだウイルスに感染してしまった体の細胞を排除します。

  すごいんだね。

  獲得免疫は、何歳になってもワクチン接種が効くように、あまり年齢の影響は受けません。自然免疫は年齢とともに下がってきます。けれども、ちょっとした生活の工夫で高められるんです。

免疫力をアップするには?

  どうすればいいの?

  NK細胞は自律神経の影響を受けます。昼夜逆転などの不規則な生活をしていると、NK細胞も活性度が落ちることが知られています。時差のある海外を飛び回っている人が疲れてしまうのと同じです。

 心の動きにも関係します。狭い所に閉じ込められたり、「嫌だな」と強く感じたりする受け身のストレスに弱く、活性度はガクンと落ちます。逆に、リラックスすると活性化します。漫才や落語を聞いて笑いましょう。

  規則正しく生活して、楽しみをたくさん見つけることが大切なんだね。

  このほか、足のツボに低温の温熱刺激をするとよいという報告もありますよ。

 足の親指と人さし指の間から足の裏に沿って下ろした線と内くるぶしから下ろした線の交点や、ひざ近くの「三里」などのツボを心地よいと感じる程度に温めるのがコツだそうです。試してみるのもよいかもしれません。

 (館林牧子/取材協力=奥村康・順天堂大特任教授、了徳寺健二・了徳寺大理事長)

 ヨミドックは読売新聞の医療サイト・ヨミドクターのお医者さんキャラクターです。

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