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「夜の街」と呼ばれて<4>ライバル同士 情報共有

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「夜の街」と呼ばれて<4>ライバル同士 情報共有

ホストクラブ同士の情報共有に取り組んだ巻田。「このままでは業界がつぶれるという危機感があった」と語る(東京・歌舞伎町で)=大原一郎撮影

 6月からの感染「第2波」の舞台の一つとなった歌舞伎町(東京都新宿区)だが、それ以前に現場でのネットワーク作りは進んでいた。

 LINE(ライン)を活用した「歌舞伎町コロナ対策協議会」というグループで、ホストクラブ約240店の6割にあたる約150店の代表者らが加わった。

 お酒をかき混ぜるマドラーを使い捨てにするなど店が取り入れた対策、換気が悪いなど、感染者が確認されて保健所から受けた指導内容、行政が発信する取り組み――。ラインでは、こうした情報を共有、それぞれ感染対策につなげた。

 この場を作ったのが、歌舞伎町でホストクラブ33店舗を経営する巻田隆之(47)だ。「このままではマジで歌舞伎町が死ぬと思った」と振り返る。

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