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院内感染で中傷された病院に匿名寄付500万円…「役立ててください」

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 4~5月に医師や患者ら計36人が新型コロナウイルスに院内感染した神戸市立医療センター中央市民病院(中央区)に今月、500万円の寄付が匿名で届いた。職員らへの中傷が続く中での思わぬ励ましに、病院は「勇気づけられた」と感謝。コロナ対策の物品購入などに充てるという。

 病院によると、今月5日に宅配便で届いた。差出人の女性らしき氏名に心当たりがなかったため、そのまま返送したところ、宛先不明で戻ってきた。

 中身を確認すると、「病院」「小児がん」という切り抜き文字が貼られた2種類の封筒があり、現金計500万円が入っていた。「役立ててください。匿名希望」などと書かれた紙もあり、弁護士と相談して寄付として受け取った。高額の寄付が匿名で寄せられたことはないという。

 同病院は国内有数の感染症指定医療機関だが、院内感染が起きたことで、対策の甘さへの批判や医療従事者と家族に対する中傷が相次いだ。 一安顕昭いちやすけんしょう 事務局長は「偏見や批判に耐えながら前線で働いているスタッフのために役立てたい」と話した。

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