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Dr.えんどこの「皮膚とココロにやさしい話」

医療・健康・介護のコラム

「発疹のない帯状疱疹か?」と思いきや、実は…

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 こんにちは。皮膚科医のえんどこです。「暑い暑い」と言っているうちに、あっという間に東京の最高気温もぐっと下がり、さすがに体調を崩す人もいるようです。まあ最高気温が高かろうが低かろうが、マスクやソーシャルディスタンスとやらは必要なわけで、世の中あまり変わりませんが。  

 アフターコロナ、ウィズコロナなどと称される現在ですが、何となくコロナとの付き合い方は落ち着いてきた印象です。東京は連日100~200人台の新規感染者は出してはいますが、以前ほどは恐れなくなり、飲食店なども通常営業のところが増えています。ただ店内が“超超密密”のお店もあれば、きちんと間隔をあけているお店もあり、こればかりは様々ですね。

コロナ対策でインフルエンザは減る?

 インフルエンザの予防注射も始まりましたが、今年の流行はどうなるのか、気になるところです。新型コロナの登場以前は、インフルエンザがどんなに 流行(はや) ろうと、マスクをしない人なんて山ほどいましたし、感染しても治療薬があるので、最初は高熱や関節痛、筋肉痛で確かにつらい思いをするものの、そこまでは恐れていなかったように思います(もちろん、感染したくはないですが)。

 そう考えると、飲食店に入る際には体温チェック、手指の消毒、テーブル向かいの座席との間にはアクリル板、加えてビュッフェ形式の食事では手袋着用など、やはり現在の状況は普通ではなく、「世の中、変わっちゃったなあ」と思わざるを得ません。

ほとんどいなかった 夏に多い子どもの感染症

 とはいえ、今年の夏、子どもに感染しやすい手足口病やヘルパンギーナ、咽頭結膜熱(プール熱)の発生がほとんど見られなかったのは、まさにウイルスを「正しく恐れた結果」であり、新型コロナへの対応は他の感染症に対しても適切だったと言えるでしょう。それは、インフルエンザに対しても、おそらく有効でしょうから、今年は感染者がかなり減るのでは?と思っています。1つのウイルスへの対応が他の感染症の対応にもなるという、ある意味、筋が通った対応と言えるでしょう。窮屈な日常にはなってしまいましたが……。

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遠藤 幸紀(えんどう・こうき)
皮膚科医。東京慈恵会医科大学皮膚科講師。乾癬かんせんという皮膚疾患の治療を専門とし、全国の乾癬患者会のサポートを積極的に行っている。雑学やクイズに興味があり、テレビ朝日「Qさま!!」の出場歴も。

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