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「偽薬」を投与されたのに医師死亡…コロナワクチン臨床試験に参加

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 ブラジル保健当局は21日、英製薬大手アストラゼネカと英オックスフォード大が共同開発している新型コロナウイルスのワクチンについて、臨床試験の参加者1人が死亡したと発表した。参加者は偽薬を投与されていたとみられ、開発側はワクチン自体の安全性に問題はないとして、試験を継続する方針だ。

 当局は詳細を明らかにしていないが、地元紙グロボは、リオデジャネイロの男性医師(28)が15日に死亡し、ワクチンではなく偽薬を投与されていたと報じている。オックスフォード大は既に試験継続の意思を示し、ロイター通信も、「ワクチンの投与で死亡したのなら、試験は中止になっていただろう」とする関係者の話を伝えた。

 このワクチンを巡っては、日本でも18歳以上の約250人を対象とした臨床試験が行われている。政府は、アストラゼネカとの間で、開発に成功した場合に1億2000万回分の供給を受けることで基本合意している。(リオデジャネイロ支局 淵上隆悠)

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