山口真弓の「子どものココロとカラダを育む簡単レシピ」
健康・ダイエット・エクササイズ
鶏肉とアサリのコーンクリーム煮…食べやすくしたメニュー

こんにちは。乳幼児専門の管理栄養士の山口真弓です。
今回は、コーンクリーム味で食べやすくしたお肉メニューをご紹介します。
鶏肉は繊維の方向が分かりやすいお肉です。繊維を断つように、包丁の刃を寝かせて、そぐように切ると、加熱しても硬くなりにくくなります。火の通りが早くなり、味の染み込み、絡みも良くなりますよ。
アサリには、鉄、亜鉛などのミネラル、ビタミンB群、タウリンなどが豊富に含まれ、貧血予防、疲労回復、肝臓のはたらきを強くするなど、体を作るためには欠かせない栄養素がたっぷり詰まっています。小さなお子さんから大人まで積極的にとってほしい食材です。
とは言え、砂抜きが手間。貝殻のゴミの処分など、貝から調理すると面倒なことも多いアサリですよね。そんなときは「冷凍むき身アサリ」や「缶詰」を使ってみましょう!
ただ、食育の一環としてお子さんに「貝」を見せる、触る機会は作ってあげてくださいね。
小さなお子さんは、かみ切りにくい食材なので、身は食べなくてもOK。エキスが含まれている煮汁を、野菜やお肉と一緒に食べてみてください。
先日ご紹介したポークビーンズ同様に、パスタやドリア風にして食べるのもおすすめです。
[作り方]

(1) 鶏肉は皮を取り除き、一口大に切る。タマネギは1cm角、シメジはほぐし、コマツナは3~4cmの長さに切る。
(2) フライパンに鶏肉、タマネギ、シメジを入れ、中火で鶏肉の両面に焼き色が付くまで焼く(片面2分ずつ程度)。
(3) (A)を加え、蓋をして中火で5分煮る。
(4) (B)を加えて弱火で3~4分、とろみが付く程度に温める。大人はブラックペッパーを振るのがおすすめ。
※とろみが足りなければ、水溶き片栗粉や水溶き米粉を仕上げに加えて加熱しましょう。
※豆乳は加熱をすると、たんぱく質が変化し、分離してしまうため、つぶつぶ感が出てしまいます。強く煮立てずに温めるように加熱しましょう。
※コーンクリーム缶によって、塩味、甘味、とろみ加減が異なります。お好みに合わせて調節してください。
※仕上げにバターを加えると、コクが出て、よりおいしく仕上がります。
(レシピ作成 乳幼児専門の管理栄養士 山口真弓)
【関連記事】
※コメントは承認制で、リアルタイムでは掲載されません。
※個人情報は書き込まないでください。