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佐伯市、元嘉風と争う姿勢…渓流ツアーは「本人の希望」

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 昨年9月に引退した大相撲の中村親方(元関脇 嘉風よしかぜ )が、出身地の大分県佐伯市などに約4億8000万円の損害賠償を求めた訴訟について、同市は21日の市議会全員協議会で、「市に責任はない」として、全面的に争う方針を示した。中村親方が引退につながる大けがを負った市内の渓流下りツアーへの参加について、「親方本人の希望だった」としている。

 市によると、中村親方側は渓流下りツアーについて「市のPRイベントだった」と主張している。これに対し、市は「ツアーへの参加は市が計画したのではなく、親方本人が希望した」と説明。訴訟でも、市に責任はないと主張する方針を明らかにした。

 中村親方は昨年6月20日、市内で行っていた合宿での稽古の後、渓流下りツアーに参加し、川に飛び込んだ際に右脚を負傷した。このけがの影響で足首にまひが残り、昨年9月に引退した。合宿は市などでつくる実行委員会が誘致していた。

 市の説明では、中村親方側から今年1月、市長宛てに損害賠償金の支払いを求める通知書が届いた。市は6月、「市に責任はない」とする回答書を中村親方側に送ったという。

 市によると、第1回口頭弁論は11月27日、東京地裁で開かれる。中村親方は、市のほか、合宿に関わった複数の市職員、ツアーを実施した事業者、インストラクターにも賠償を求めている。

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