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「娘は心中に承諾していた」6歳女児殺害、殺人罪の母親弁護側が主張

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 富山市婦中町牛滑の自宅で昨年10月、萩凜々りりちゃん(当時6歳)が殺害された事件で、殺人罪に問われた母親で無職萩潤子被告(37)の裁判員裁判の初公判が19日、富山地裁(大村泰平裁判長)であった。萩被告は犯行事実について争わないとする一方、弁護側は「(凜々ちゃんが)心中に承諾していた」と主張。より刑の軽い承諾殺人罪が認められるかどうかが争点となる。

 起訴状などでは、萩被告は昨年10月2日午前1時頃、自宅で長女の凜々ちゃんの頭などに袋をかぶせ、ヘリウムガスを入れて、低酸素脳症に陥らせて殺害したとしている。

 検察側は冒頭陳述で、凜々ちゃんには当時、死ぬことを理解する能力はなく、有効な承諾はありえないなどとして、同罪の成立を否定。その上で「幼いながら水泳選手という夢を抱いて生活していた凜々ちゃんの人格を無視し、将来を奪った。意思決定も独りよがりで、くむべき事情はない」と指弾した。

 これに対し弁護側は、萩被告が「死にたい。一緒に死んで」と言うと、凜々ちゃんが「痛くないならいいよ」などと答えたという母子のやりとりを明かし、犯行時に凜々ちゃんは抵抗せず、外傷もなかったと指摘。萩被告が夫や交際相手と別れ、働きながらの子育てや将来への不安から毎日の生活に絶望し、心中を考えるようになったと訴えた。

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