依存症
シリーズ
オンライン診療<4>禁煙治療 継続しやすく
喫煙歴28年。千葉県船橋市の会社員荒木徹也さん(48)は、年々、喫煙者に対する周囲の視線が厳しくなっていると感じていた。5年ほど前に紙巻きたばこから加熱式たばこに変えたが、「2日で1箱」のペースは変わらなかった。
禁煙外来で治療を受けようと考えたことはある。だが、仕事帰りに受診できる医療機関が見つからず、先送りしてきた。
そんな時、加入する健康保険組合が今年4月からオンライン禁煙治療プログラムを始めると知った。健康支援企業大手「リンケージ」(東京)が手がけるもので、初めの2か月間はオンライン診療を4回受け、その後の10か月間はアプリで禁煙の状況を報告する。
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