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片頭痛が10年以上 貧血も

 30歳の娘。高校生の頃から片頭痛で薬が手放せません。頭痛外来にも通いましたがよくなりません。脳のCT(コンピューター断層撮影法)は異常なしです。貧血と足のむずむず感もあります。今後の対応を教えてください。(57歳女性)

ストレス大敵 鎮痛薬には注意

坂井 文彦 埼玉精神神経センター埼玉国際頭痛センター長 (さいたま市)

 片頭痛は つら い頭痛が繰り返し起こり、仕事や家事に支障が出る病気です。普段は元気なのに、頭痛が始まると1~3日間、脈打つ頭痛と吐き気や 嘔吐おうと が起こります。光や音に敏感になり、動くとひどくなるのが特徴です。頭痛が始まったら「静かな、暗い部屋でじっと寝ていたい」のが片頭痛です。

 ストレスなど様々な誘因で、心身のリズムを調整する脳内物質のセロトニンが低下し、 三叉さんさ 神経からCGRPという神経伝達物質が放出されて、脳の血管を刺激して片頭痛がおこります。

 治療にはセロトニンの一部を活性化するトリプタン系の処方薬が有効です。また、体のリズムを整え、ストレスなどを解消することも大事です。「自分で治した」という人は、ストレッチ、毎朝の散歩、ヨガ、休日に二度寝しないことなどがよかったと話してくれます。ストレッチは血行も改善します。

 鎮痛薬の飲みすぎは要注意です。脳の痛みを調節するメカニズムが働かなくなり、逆に頭痛が増えることが少なくありません。

 足がむずむずする「むずむず脚症候群」は、脳内物質のドーパミンの機能障害が関係しており、鉄が不足するとドーパミンが低下します。鉄の十分な補給は貧血の改善にも効果的です。

 片頭痛もむずむず脚も専門は脳神経内科です。

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