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医療・健康・介護のコラム

[女優 久保田磨希さん](下)認知症で亡くなった母に、私の娘がしてくれたこと

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 少女時代のコンプレックスを力に変えて、女優の夢を実現させ、現在では芸能界で確固たる存在感を放っている久保田磨希さん。忙しい仕事の傍ら、ご家族と過ごす毎日の時間を非常に大切にされています。夫やお嬢さんとの楽しい日々、健康法、さらに、この夏に亡くなったお母さんへの思いなどについて聞きました。(聞き手・染谷一、撮影・武田裕介)

[女優 久保田磨希さん](下) 認知症で亡くなった母に、私の娘がしてくれたこと

思考が「ドツボにはまる」のはたいてい夜。だから朝型生活を

――日々の健康管理はどうしていますか? まず食事について。

 野菜不足になりがちなので、自宅では「寝かせ玄米」を食べるようにしています。そのための専用炊飯器も買いました。

――寝かせ玄米? たまに耳にしますが、おいしいのですか?

 いいえ、白米のほうがおいしいです(笑)。

――睡眠はしっかり取れていますか?

 しっかりと早寝早起きはできています。毎晩10時までには寝て、朝は6時には起きて洗濯物を片づけたり、娘を学校に送り出したり。毎朝バタバタで、汗だくになって支度をしてから、仕事に出かける毎日です。

――女優さんは、時間が不規則なことも多いですよね。早寝早起きは大変なんじゃないですか?

 大変です。撮影が遅くまでかかると、すぐ眠くなっています。家にいても、夜10時過ぎに仕事の連絡が入っても、私からの返信はないはず(笑)。

 だけど、明るい時間に考えればなんでもないことでも、夜は深く考えすぎちゃったりしますよね。思考が「ドツボにはまる」のはたいてい夜。だから、すべてのことは朝、起きてから考えるようにしています。だからといって、それほど悲観的な人間ではありませんが。

――やっぱり、すごく真面目なんですね。

 本当は、そんな自分は嫌なんです(笑)。ゆるーく、ふわーっと過ごしたい。でも、実際は、時間をきっちりと分けていくのが大好きなんです。自分の予定表には、「朝6時起床、6時15分洗顔終了」などと細かく書いてしまうタイプ(笑)。予定した通りの時間で、物事がバシッとできたときの快感がストレス解消になっているかもしれません(笑)。多くの場合、時間通りにはいきませんが。

切り替えが早く、「悩み切ったら、すぐ忘れちゃう」

――仕事のストレスはたまらないほうですか。

 ため込まないほうだと思います。何かあったときには、すごく真剣に考えますが、それが後までは残らないタイプです。終わったら、すぐに忘れちゃう。悩み切ったら、「はい、次」みたいな感じ。

――切り替えが早いわけですね。

 はい。実は中学生のときに、担任の先生から「あなたは真面目すぎるから、自分の横に『ズタ袋』を持っていることをイメージして、どんどん余計なものはそこに入れていきなさい。袋があふれそうになったら、どこかで捨てちゃいなさい」と言われたことがあるんです。いつも、それを想像の中でやっていたら、当たり前のことになりました。

――生真面目であると同時に、精神的に健康な証拠だと思います。さて、今は、ご主人とお嬢さんの3人暮らし。一緒に過ごす時間は取れますか?

 家族一緒の時間は、毎日、長いですよ。2018年に家を買って、夫はそこで仕事ができる環境を作りました。舞台なんかが続いて、私が家にいられないこともあるので、なるべく夫が家にいられるようにしたんです。そうしたら、ずーっと家にいるんですよ。もともと外に出なくてもいいタイプの人ですし。

 新型コロナウイルスのせいで、一緒にいる時間が長くなったために夫婦仲が微妙になったなんて話はよく聞きますが、うちはコロナ以前から一緒の時間が長いから大丈夫(笑)。

――仕事が忙しいときもあると思います。

 そうですね。それでも、小学3年生の娘とは、朝は一緒に過ごせます。夜も私が帰ってくるまで寝ないで待っています。家族と過ごすことが大好きなんです。家庭の中でてんやわんやしながら、仕事をするほうが性に合っているのかもしれません。「飲みに行く」などの社交の場では、新しい人間関係ができて、仕事につながることも多いとは思うんですが、「もういいや。無理することはない」と考えて、すぐに帰っちゃいますね。

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