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医療・健康・介護のコラム

『発達障害 最初の一歩』 松永正訓著

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『発達障害 最初の一歩』 松永正訓著

 わが子が発達障害かも……と思ったとき、保護者はどうすればいいのか。「何科を受診するか」「どう障害と向き合っていけばいいか」など、まさに「最初の一歩」を手助けする目的で執筆されている。筆者は、2019年4月までヨミドクターでコラム 「いのちは輝く~障害・病気と生きる子どもたち」 を連載した小児外科医・松永正訓氏。著者のクリニックでも、言葉の遅れなどの相談が多いという。

 本書では、「言葉が出ない」「こだわる」「不器用」「眠らない」「食べない」といった、発達障害の子どもと保護者が直面しがちな課題を、事例を交えて紹介し、医師からの解説とアドバイスを示す。そこには、外来診療で「言い足りないこと」を盛り込んだという。

 重度の自閉症では、コミュニケーションがとれなかったり、自傷がひどかったりする子どももいる。著者は、本書を手に取る保護者たちに向け、「今はつらくても、信じて待ってみて」と語りかけている。

 (中央公論新社 1500円税別)

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ヨミドクター編集室が注目する新刊書を紹介します。医療、健康、介護、福祉関連の書籍を幅広く取り上げていきます。

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