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感染の危険高まる「7つの場面」…第1波やクラスターの調査から選出

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感染の危険高まる「7つの場面」…第1波やクラスターの調査から選出

 政府の需要喚起策「Go To キャンペーン」が本格化するなか、新型コロナウイルス感染症対策分科会が、感染が広がりやすい「七つの場面」を明示し注意を呼びかけている。今月1日から「Go To トラベル」の補助対象に東京都発着の旅行が加わり、中旬以降にイベント支援も始まる。感染拡大リスクが高い行動を具体的に挙げて防止策の徹底を促し、社会経済活動との両立を目指す。

 「七つの場面」の第一は「飲酒を伴う懇親会」だ。酒の影響で大声になりがちで、狭い空間に長時間、大人数が滞在するといった条件がそろうと、感染の危険性が高まる。「深夜におよぶ飲食」は飲酒を伴いやすく、「寮などでの集団生活」も懇親会と同じ条件がそろってしまうことが多い。

 「マスクなしでの会話」は、 飛沫ひまつ 感染のリスクが高まる。感染対策がとられた場所での事務仕事は問題ないが、「仕事の後や休憩時間」は、密な環境でおしゃべりしてしまいやすいので要注意だ。「閉鎖空間での激しい呼吸を伴う運動」も避けるべきだという。

 分科会は、「屋外活動の前後の車での移動や食事」も注意すべき場面に挙げた。スポーツ観戦などの屋外活動自体が感染リスクを高めるわけではない。ただし、参加者が行き帰りの車中や飲食する際に密な環境で過ごすことがあるため、あえて注意を促した。

 観光やイベントのほか、飲食店の支援策「Go To イート」などの需要喚起策で、人の移動は活発化する。だが、分科会では、各地の感染者数が少ない場合、国民一人ひとりが行動に注意すれば、往来が増えても感染拡大を抑えられると判断した。

 そのうえで、感染の第1波や今夏のクラスター(感染集団)発生原因の調査結果などから「七つの場面」を選んだ。「3密(密閉、密集、密接)」や「大声」に加えて、「回避」を重視した内容となっている。

 尾身茂分科会長は記者会見で「日本国内は今のところ、感染拡大を制御できる状況にある。(感染を広げないために)人々の行動が重要だ」と強調した。

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