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田村専門委員の「まるごと医療」

医療・健康・介護のコラム

専門医養成に「臨床研究医コース」新設 初年度は40人

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定員40人 将来的には100人程度に

 2021年度の「臨床研究医コース」の定員は全体で40人。専攻医の募集人数には、地域や診療科の偏在を防ぐために一部で上限(シーリング)が設けられているが、臨床研究医コースはシーリングの枠外とする。

 9月23日の募集開始日に記者会見した日本専門医機構の寺本民生理事長によると、19領域のうち4領域を除く15領域から、計124の研修コースの申請があった。臨床研究医コースを修了した医師は、研究機関や大学に引き続き残るなどして、研究員や臨床教員として医学研究・教育に携わることが期待されるとしている。

 

 寺本理事長は「大学院へ進む人や研究員として残る人が減ってきている現状に、大学病院でもかなり危機感を持っているのは事実。私たちの希望としては、コースを終えた人が研究所や大学に残って若い世代の育成に力を注いでいただきたい。こういったことが、わが国の医療、医学の発展に影響してくるのではないか」などと述べた。そのうえで、定員については、初年度の応募状況もみながら段階的に増やしていきたいとして、「一応の目標は100人ぐらい」との考えを示した。(田村良彦 読売新聞専門委員)

 ◇

 日本専門医機構は10月19日の記者会見で、臨床研究医コースへの応募は27人だったと発表した。定員を下回った理由について、初年度で制度がよく理解されていなかったのではとしている。なお、コース数はひとつ取り下げがあり123と修正された。

 

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田村 良彦(たむら・よしひこ)

 読売新聞東京本社メディア局専門委員。1986年早稲田大学政治経済学部卒、同年読売新聞東京本社入社。97年から編集局医療情報室(現・医療部)で連載「医療ルネサンス」「病院の実力」などを担当。西部本社社会部次長兼編集委員、東京本社編集委員(医療部)などを経て2019年6月から現職。

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