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82歳のコロナ感染死者の遺族、発熱のヘルパーを訪問させた介護事業所提訴

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 新型コロナウイルス感染症で死亡した広島県三次市の女性(当時82歳)の遺族が、死亡したのは発熱などの症状があった介護ヘルパーに訪問を続けさせたのが原因だとして、訪問介護事業所の運営会社(三次市)に4400万円の損害賠償を求める訴訟を広島地裁に起こしたことがわかった。

 訴状などによると、一人暮らしだった女性は2019年11月からこの事業所の介護サービスを利用。今年4月3日からせきなどの症状が出て、PCR検査で9日に陽性が判明した。入院治療を受けたが、新型コロナによる肺炎で10日後に死亡した。

 女性を担当していたヘルパーは、女性の陽性が分かった翌日に感染が確認された。女性宅には3月23日~4月6日の間の計5日、訪問しており、3月31日には発熱して味覚・嗅覚異常があったが、翌日には症状が改善したため、出勤を続けていた。

 原告側は、ヘルパーが女性に感染させたと主張。ヘルパーの体調を把握し、訪問をやめさせるなどの注意義務を怠ったとして、事業所の運営会社に対し損害賠償を求めている。

 運営会社は「コメントできない」としている。

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