松丸奨の「おとなの給食アレンジレシピ」
健康・ダイエット・エクササイズ
手作りショウガ漬け… 味のポイントは生ショウガ
小学校栄養士の松丸奨です。今日は、簡単箸休めレシピ「手作りショウガ漬け」のご紹介です。見た目にもきれいなこの漬物、給食では、即席漬けとして登場し、お家では箸休めや常備菜にもなる自慢の一品です。
味のポイントは「生ショウガ」です。チューブに入ったすりおろしショウガよりも、香りと味が強く、口に入れた時の差は歴然。ぜひ生ショウガで味わってほしいと思います。
さて、食材で注目はダイコンです。根の部分は95%が水分で、ビタミンCとジアスターゼが豊富に含まれています。ジアスターゼは熱に弱いので、生で食べるのがおすすめです。
ちなみにダイコンは1本で買うと安いので、丸ごと買いたい野菜ですが、使い切れないときもあります。おいしく保存するには、葉と根は切り分けましょう。葉から水分が蒸発してしまうので、すぐに切り分けて別々に保存し、新聞紙で包みましょう。包丁で切った使いかけのものはラップで包むといいですね。冷蔵庫にあれば重宝するのがダイコン。みそ汁やサラダや煮物にも使え、すりおろせば焼き魚のお供にぴったりです。
それでは、おいしい手作りショウガ漬けを味わいましょう。
[作り方]
(1) ダイコン、ニンジンはいちょう切り、パプリカはスライス、キュウリは縦半分にしてから斜めスライスにする。ショウガはスライスして、5枚分ほどをせん切りにして使う。
(2) 保存用袋に野菜と調味料を入れて、空気を抜くようにして閉じる。軽くもみ込んでから冷蔵庫で30分寝かせれば完成。
※取り出しやすいように、容器に移し替えるのもおすすめです。
(レシピ作成 栄養士 松丸奨)
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