石蔵文信の「男と女の楽しい更年期!」
医療・健康・介護のコラム
エステと蒸気機関車のどちらに価値が…夫婦の違いは埋められる?
私がどうも釈然としないお菓子の代表格がマカロンです。有名なお店で買うと、あんなに小さいのに1個300円くらいします。壊れやすかったり、手間がかかったり、高い理由はあると思いますが、1個でたこ焼き10個分(大阪の人間はなんでもたこ焼きに換算する癖があります)くらいの値段がすることが、どうしても私には理解ができません。
しかし、多くの女性はマカロンが好きなようです。わが家でも、マカロンは妻や娘・孫娘みんなの大好物です。お土産にちょっと買って帰るだけで3000円以上することもあります。マカロンを買っている妻の横で、私はいつも「これだけ出せば、結構いいお肉やお 寿司 が食べられるのになぁ」と、釈然としない思いで待っています。
このほかにも、妻や娘はフレンチやイタリアンが好きですが、私は中華やB級グルメが大好きです。たまに高価なフレンチレストランに行きますが、お酒の飲めない私は、小さな皿に出てきた料理を一瞬で平らげて、「もっと食べ応えのある量にしてよ!」といつも思っています。そのためにパンばかりをお代わりしています。さて、このような食べ物の 嗜好 だけでも、男女の差はかなりあるようです。
男性の友人は「すごくいいのを買ったよね!」
夫婦ともに同じ趣味を持てればよいのでしょうが、嗜好が異なる夫婦も少なくはないでしょう。例えば、男性は釣りやオーディオ、模型やバイクなどにお金をかけます。特に道具に凝り、大金をつぎ込む人も多いでしょう。私も鉄道模型が趣味で、ある時、素晴らしいレイアウトをおまけにつけてくれるというので、35万円もするHOゲージの蒸気機関車を思い切って購入しました。特に妻から強く文句を言われたわけではありませんが、「なんでこんな小さな機関車に35万円もつぎ込むのか?」と不思議がられています。しかし、男性の友人に見せると、「すごくいいのを買ったよね!」と共感してくれます。
1 / 2
【関連記事】
※コメントは承認制で、リアルタイムでは掲載されません。
※個人情報は書き込まないでください。