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オプジーボ、腹膜などの悪性中皮腫で治験…兵庫医科大

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 兵庫医科大病院(兵庫県西宮市)は10月から、腹膜や心膜、精巣 鞘膜しょうまく などの悪性中皮腫の患者を対象に、がん免疫治療薬「オプジーボ」(一般名ニボルマブ)の医師主導治験を始めると発表した。オプジーボは既に、胸膜の中皮腫には抗がん剤治療後の標準的な治療薬として使われている。腹膜などの中皮腫にも効果が期待できるという。

 中皮腫は患者数の少ない希少がんの一つで、アスベスト(石綿)を吸い込むことなどで発症する。国の統計によると、2017年に新たに中皮腫と診断された患者は1738人。

 中皮腫の80%以上は胸膜にでき、抗がん剤やオプジーボによる治療を保険で受けられる。しかし、現状では胸膜以外は保険がきかず、腹膜などの中皮腫の患者は自費で抗がん剤を使わざるを得ないという。

 治験には同病院を含む計5施設が参加。腹膜などの中皮腫の患者計23人にオプジーボを投与し、腫瘍の縮小効果や安全性などを確かめる。

 同病院の木島貴志・呼吸器内科診療部長は「胸膜以外の中皮腫は、予後が悪いのに患者が少ないため、治験が行われてこなかった。良い結果が出れば、オプジーボを保険で使えるようにしたい」と話している。

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