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クラスター今月6件、都は減少傾向なのに江戸川区の感染「急増」

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クラスター今月6件、都は減少傾向なのに江戸川区の感染「急増」

 東京都内の新型コロナウイルスの新規感染者数がピーク時に比べて減少傾向となっている一方で、江戸川区の感染者数が増加している。区ではホームページで「感染症患者が急増している」と、注意を呼びかけているほか、臨時の広報を発行したり、区内の全事業所にチラシを配布したりする予定で、注意喚起に力を入れている。(山田睦子)

 区によると、区内の感染者数は27日現在、累計で1050人。9月に入って、8~11日と14~19日、23~25日には10人を超す新規の感染者が確認され、23日にはこれまでで最多の46人の陽性がわかった。

 一方、7月下旬~8月上旬には400人を超えていた都全体の新規感染者数は、9月24日までの1週間平均でみると148・6人に。データからは、ピーク時に比べて減少していることがうかがえる。

 区内では、9月に入ってコールセンターや食品工場、フィリピンパブなど6件のクラスター(感染集団)が発生。江戸川保健所の担当者は「クラスターが一つ発生すれば、家族などへも広がり、感染者数が増えてしまう」と頭を抱える。コロナ患者を受け入れている区内の病院の担当者は、「適切な対策を打ってクラスターを封じ込めないと、病床が不足し、区内の医療が大変なことになる」と訴える。

 区では30日、感染が終息していない現状を知らせて、感染防止策を改めて周知するため、臨時の広報を発行する予定。区内の掲示板に貼り出すポスターも準備し、区内の全事業者向けにも約2万部のチラシを送付する。

 同保健所の担当者は「どうして区内で感染が広がっているのか分析はできていない。ただ、食事したり会話したりする際に感染が広がるので、危機感を強め、啓発に努めたい」と話している。

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