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「人生100歳時代のアクティブライフフェスタ」に200人超、笑いと健康で人生を豊かに

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立川らく朝さんの「健康落語」などで盛り上がった人生100歳時代の生き方などを巡るイベント

立川らく朝さんの「健康落語」などで盛り上がった人生100歳時代の生き方などを巡るイベント

 人生100歳時代を迎えようとしている今、さらに充実した生活を過ごしたい、という思いを抱く人を勇気づけるイベント「人生100歳時代のアクティブライフフェスタ2020」(読売新聞東京本社主催、太陽生命保険、大王製紙、ネスレ日本 ネスレ ヘルスサイエンス カンパニー、新日本補聴器センター協賛)が24日、東京都千代田区のよみうり大手町ホールで開かれました。コロナ禍の中にあってのイベントでしたが、医師から落語家に転身した立川らく朝さんの「健康落語」で会場は終始笑いに包まれるなど、大いに盛り上がりました。

「お年寄りの合コン」に場内爆笑

 今回のフェスタは、新型コロナウイルス対策を万全の態勢で講じ、入場にあたってはサーモグラフィーによる体温チェックを行い、200人を超える参加者は全員がマスクを着用し、間隔をあけて市松模様のように座席に座りました。

将来予測を分かりやすく語った太陽生命保険の原耕平さんの講演

将来予測を分かりやすく語った太陽生命保険の原耕平さんの講演

 2部構成のフェスタの第1部の冒頭、太陽生命保険営業企画部長の原耕平さんが「コロナ禍における認知症に備える保険の選び方」と題して講演しました。原さんは、人口が減っていく日本にあって65歳以上の高齢者の人口比の割合が今後どんどん上がっていき、それに伴って認知症になる人も増えていくことを分かりやすく解説。「2040年には65歳以上の4人に1人が認知症の有病者になる」「薬代などのお金も同時にかかってきます」と警鐘を鳴らしました。そして、同社が日本の生命保険会社で最初に世に出した認知症保険の仕組みなどを説明。「コロナ禍の中では、営業社員が直接販売する機会は減っていますが、今はネットで入る方が増えています」と話すと、場内の観衆は聞き入っていました。

山本記者の「昭和回想」が観衆の共感を呼んだ

山本記者の「昭和回想」が観衆の共感を呼んだ

 続いて、読売新聞クロスメディア部の山本淳一記者による「昔の新聞で脳トレーニング~よみうり回想サロン」のコーナーがあり、スライドを使って昭和30年代から50年代の社会現象などをクイズ形式で振り返りました。「日本人初のノーベル文学賞受賞者は?」「ボウリングブームの立役者となった女性の名前は?」などの問題を、当時の新聞記事や写真、ニュース動画などで振り返り、観衆の郷愁を誘っていました。

立川らく朝さんのお年寄りの描写の面白さに場内は沸きに沸いた

立川らく朝さんのお年寄りの描写の面白さに場内は沸きに沸いた

 その後、医師から46歳にして落語家に転身した立川らく朝さんによる「健康落語」でした。マクラで「医者と落語家には共通点があるんですよ……口だけで商売する」と笑いを誘って観客の心をつかむと、「振り込め詐欺」の電話を受けるのが楽しみというお年寄りの噺(はなし)でグイグイ観客を引っ張り、本題の「お年寄りの合コン」の噺に入ると、一気に会場を笑いの渦に巻き込みました。らく朝さんのお年寄りの描写が絶妙で、次々とやってくる「合コン参加志望者」に、老人会の主催者がてんてこ舞いする様子が、比較的年配の方が多い観客の共感を呼んだ様子でした。

脳の活性化は新聞で、コロナ禍による体の虚弱を防ごう!

 後半は、医師で作家の鎌田實さんが「コロナに負けない充実人生~筋活・骨活・生きがいについて~」と題し、約1時間にわたって講演しました。

舞台狭しと歩き回りながらフレイル(虚弱)防止を呼びかけた鎌田實さん

舞台狭しと歩き回りながらフレイル(虚弱)防止を呼びかけた鎌田實さん

鎌田さんはスライドを使いながら、「コロナのニュースの中で、ワクチンに関心が集まっていますが、それは免疫力の一部にすぎません。新聞を読んで記憶力を付け、キノコや野菜を多く摂取する食事などで免疫力を上げることが、何よりも大事です」と前置きし、「コロナの自粛期間中、悪化しやすい病気は、フレイル(虚弱)と認知機能の低下です」と指摘しました。「ステイホーム」が合言葉になった春先から夏を振り返り、「家に閉じこもっていてはだめです。感染対策はきちんと講じながらも、今回のフェスタに足を運ぶような社会参加が大事で、3年から5年後には、閉じこもっていた人としっかり対策をとっていた人とでは、フレイルや認知機能に大きな差が出てくると予測しています」と話しました。

 そのうえで、運動と頭を使う認知トレーニングを同時に行う「コグニサイズ」を紹介し、舞台上で足のもも上げをしながら一人で両手を使ってじゃんけんをする運動を実演しました。さらに、フレイルに焦点を絞った「人生100年時代をどう生きるか」という話題を展開し、「①筋肉のフレイル、②口腔虚弱、③社会参加のフレイルの三つを考えると、この国の将来はとっても怖い。介護が必要になる原因で一番大きな割合を占めるのはフレイルです」として、口腔虚弱を防ぐための運動法などを聴衆と一緒に行いました。

 最後に、健康維持にかかせないポイントとして、①野菜②タンパク質③スクワット④ウォーキング⑤美しく生きる――を「鎌田の五か条」として紹介しました。特に最後の「美しく生きる」という項目に重きを置き、実際に鎌田さんの周囲で、病に侵され、死を前にしても懸命に生きた患者の例を引き、「最後までかっこよく生きることが何よりも大事ではないでしょうか」と問いかけました。「コロナとの闘いは長期戦になります。自分の健康を守り、他人のために生きる、ということも考え、一緒に取り組んでまいりましょう」と呼びかけ、講演終了後に、大きな拍手を浴びていました。

 都内在住の60歳代の女性は「健康落語で終始笑わせてもらい、鎌田先生の講演で感動をもらいました。フェスタに来てよかったです」と笑顔で語り、同じく都内の70歳代の男性は「回想サロンで東海道新幹線開通当時の映像を見て、とても懐かしく感じました。若い日を思い出すのは、頭が回転していいですね」と話していました。

認知症保険のPR、補聴器の説明に人だかり

 講演会場に隣接するスペースでは、協賛各社がPR展示を行いました。太陽生命保険のブースでは、講演でも紹介した「ひまわり認知症予防保険」を同社の社員が、パンフレットや映像などを通して説明していました。来場者の中には、熱心に社員に保険の内容を問いかける人もいて、関心の高さがうかがえました。

太陽生命保険のブース

太陽生命保険のブース

 新日本補聴器センターのブースでは、「最近、耳が聞こえづらくて」という高齢者らが人だかりを作り、実際に補聴器の商品を手に取って眺める光景も見られました。

新日本補聴器センターのブース

新日本補聴器センターのブース

 このほか、大王製紙は大人用おむつについてポスターで宣伝啓発を行っていました。

大王製紙のポスター展示

大王製紙のポスター展示

(塩崎淳一郎、写真はすべて高橋美帆撮影)

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