田代由紀子のアスリートレシピ
健康・ダイエット・エクササイズ
サバの梅みそ煮…青背の魚で、DHAやEPAの含有量がトップクラス
今週は「サバ」を使ったお料理です。
サバなどの青背の魚には、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)といった脂肪酸が豊富に含まれていますが、中でもサバはその含有量がトップクラス。
EPAは、血液をさらさらにして、血流を高めると言われており、運動時に必要となる酸素を体のすみずみまで届けることができます。運動効率が上がるだけでなく、心臓への負担が軽減され、疲れにくくなるとされています。
また、EPAには抗炎症効果や筋肉痛の早期回復など、痛みを軽減する効果があるとも言われているので、アスリートにおすすめの成分です。
サバは焼き魚や煮魚など、いろいろな調理方法がありますが、今回はフライパン一つで作れる煮物にしました。みそのコクと梅干しの酸味でさっぱりとした味になります。
[作り方]
(1) サバの皮側に十文字の切り目を入れ、お湯を張ったフライパンにサバを入れる。表面の色が変わったら冷水にとって、水気を拭く。
(2) ネギを3cmの長さに切り、フライパンで表面に焼き色がつくまで焼く。
(3) (2)のフライパンに(1)、梅干し、ショウガ、(A)を入れ、中火にかける。煮立ったら少し火を弱めて落としぶたをし、10分間煮る。
(4) サバとネギを取り出して器に盛り、煮汁をとろみがつくまで煮詰めて、サバにかける。
(レシピ作成 アスリートフードマイスター 田代由紀子)
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