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住みたい街1位に「本厚木」…コロナ禍で躍進、川崎は後退

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1位となった本厚木駅の北口周辺。この奥に新庁舎などの複合施設が建設される(厚木市で)

 民間住宅情報サイトで発表された首都圏版「コロナ禍での借りて住みたい街ランキング」(4~8月)で、小田急線「本厚木」駅が、感染拡大前の調査での4位から一気に1位になった。一方、拡大前3位の「川崎」は12位に後退。住環境に「交通利便性の高さ」に加え、「安全・安心」がより求められるようになっている。(中村良平、高梨しのぶ)

 ランキングは、不動産・住宅情報サイト「ライフルホームズ」で4月1日~8月18日に掲載した賃貸物件のうち、問い合わせの多かった物件に近い駅名を集計。2019年の「借りて住みたい街ランキング」が2月に発表されていたが、居住地選びへの感染の影響を見ようと実施された。

 その結果、都心から距離があっても直接アクセス可能な駅の人気が高まった。“躍進”した本厚木を「準近郊、郊外エリアの街の代表格」と高く評価。神奈川県内では30位までに、27位に「平塚」、29位に「橋本」が入っている。それぞれ13位分、33位分と大幅に上昇した。

 その反面、4年連続トップの池袋が5位になるなど、人気の「都心・近郊エリア」とされる川崎や三軒茶屋が軒並み後退。同サイトでは、〈1〉新型コロナの影響をできるだけ避けたいという意向〈2〉テレワークを導入する企業が増えて通勤時間の考慮が不要になった――と分析している。

 厚木市は1位という結果を早速、ホームページで紹介。交通利便性や豊かな自然環境に加え、「都心から一番近くの温泉(飯山・東丹沢七沢温泉郷)が楽しめる」「中心市街地の活性化に向けた取り組み」「子育て環境」などを理由に挙げて自賛した。

 同市は現在、本厚木駅北口近くに新庁舎と図書館、天体観測ドームを備えた複合施設を整備中。市企画政策課は「周辺には多くのマンションも開発中で、子育て支援の取り組みでさらに評価が高まるのでは」と胸を膨らませている。

 一方、川崎市拠点整備推進室の担当者は「残念だが、コロナ禍で価値観が変化する中、12位にとどまり、可能性を残したとも取れる」と冷静に受け止め、「川崎には都心に隣接した利便性と、多摩川沿いの自然環境の良さがある。コロナ禍で今後どう捉えられるか注目していきたい」と語った。

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