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資格のない特養職員、栄養を直接チューブで胃に送る「胃ろう」行う…原因は人手不足

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入所者への不適切な対応が明らかになった「きしろ荘」(神戸市灘区で)

 神戸市灘区の特別養護老人ホーム「きしろ荘」で、資格のない職員が入所者に対し、栄養を直接チューブで胃に送る「胃ろう」などを行っていたことが施設側への取材でわかった。神戸市は監査に入り、詳しい状況を調べている。

 施設によると、昨春から今春までの約1年間、資格のない施設長が8人の入所者に医療行為にあたる胃ろうを行っていた。資格のある看護師が昨春退職したことで人手不足が続いていたといい、施設長は「胃ろうの手順は知っており、やってしまった。利用者には本当に申し訳ない」と話した。

 また、国の基準では入浴は週2回以上と定められている中、数年前から2週間に1、2回程度に減らしていたという。入所者ごとの支援内容を定めた「ケアプラン」についても、昨年から今春にかけて約50人分が作られていなかった。

 施設は現在、看護師が適切に胃ろうを行っており、今春から新規受け入れを停止したことで、50人いた利用者は28人に減り、入浴基準は満たしているという。

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