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17世紀のペスト予防「ワインの窓」、コロナで復活…伊フィレンツェ

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 イタリア中部フィレンツェで、17世紀のペスト流行時の感染防止に役立ったというワイン販売用の小窓が、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて再活用されている。


レストランで再活用されているワインの窓(4日、イタリア中部フィレンツェで)

 店の外壁に開けられた窓は縦30センチ、横20センチほど。客は窓越しに注文と支払い、飲み物や軽食の受け取りができる。外の歩道には食事用のいすやテーブルが置かれており、珍しい光景に観光客の評判も上々だ。

 歴史遺産として保存に取り組む団体「ワインの窓」によると、窓は元々、醸造所でのワイン小売りのために作られ、人と人の接触が限定できる構造がペスト流行時に威力を発揮した。中部トスカーナ地方に最低170か所残っているという。新型コロナ流行後に再評価され、レストランやバー、ジェラート店などの10か所以上で復活した。

 ジェラート店経営のジュリア・ゴリさん(25)は「店内営業の禁止中は、窓越しでも人との接触が息抜きになった」と話していた。(フィレンツェ 笹子美奈子、写真も)

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