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マスク 国産志向高まる…信頼とプレミアム感

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シャープは、従来品より幅を短くしたマスクも追加した=同社提供

 新型コロナウイルスの感染防止で必需品となったマスクの不足感は解消され、転売規制も解除されたが、国産マスクの一部は依然として品薄状態が続いている。シャープが抽選販売しているマスクの倍率は今も100倍を超える。品質への信頼感に加え、「入手が困難だからこそ欲しい」というプレミアム感が人気を呼んでいるようだ。

 今月9日、シャープがインターネットの専用サイトで行ったマスク(1箱50枚入り・税抜き2980円、送料別)の抽選販売では、販売予定数に対し、サイトに登録している購入希望者は102・6倍に達した。当選した大阪市の女性会社員(39)は「やっぱり信頼できる商品を使いたい」と話す。

 シャープは今春から、三重県の液晶パネル工場にあるクリーンルームでマスク製造を始めた。初回の抽選倍率は約120倍だった。

ミズノが展開する水着素材を使ったマスク=同社提供

 スポーツ用品大手のミズノは、水着素材を使ったマスクを5月にネットで発売。初回販売分の2万枚は即日完売した。その後も注文が殺到する人気ぶりだ。宮城県内でマスクを製造しているアイリスオーヤマは、約30億円を投資して生産能力の拡充を急ぐ。

 アパレル大手のワールドは、人気ブランド「タケオキクチ」などのロゴ入りマスクを販売している。マスクは、ファッションの一部にもなっている。

 マスクの国内供給量は、3月の6億枚超から、8月は10億枚程度に増えたとみられる。店頭では、安価な中国製が山積みされている光景も珍しくなく、1箱(50枚)500円程度で販売されるケースもある。マスク市場でも価格の二極化が進みそうだ。

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