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医療・健康・介護のコラム

[女優 鈴木杏さん](下)初の人間ドック「全部大丈夫でした」 健康法はよく歩き、よく眠ること

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野田秀樹版「真夏の夜の夢」に向けて

[女優 鈴木杏さん](下)初の人間ドック「全部大丈夫でした」 健康法はよく歩き、よく眠ること

――次回の公演は、シェークスピア原作の「真夏の夜の夢」(10月15日~11月1日、東京芸術劇場・プレイハウス)です。野田秀樹さんが脚色ならぬ「潤色」され、それをルーマニアの演出家シルヴィウ・プルカレーテさんが演出されます。どんな作品ですか。

 脚本を読んだところ、野田さんの芝居の中でも特に、疾走感があって、ゴーカートに乗って、あちこちぶつかりながら、バックしてみたり、斜めに走ってみたりしながら、1秒ごとに景色が違う、めくるめく世界観だなと思いました。

 シェークスピアではあるのですが、完全に野田さんオリジナルという感じがしています。

――コロナ対策で、稽古にも影響があるのでしょうか。

 プルカレーテさんがいつ来日できるのか、まだわからない状況で、どういう感じになるのか具体的なことはこれからです。フランスにいるプルカレーテさんとオンライン会議のズームで結んで顔合わせをしたのですけど、なんだか不思議な感じでした。

――ファンはとても楽しみです。

 野田さんの脚本ですけど、野田さんが演出するのとは全然違うものになると思うので、本当にまだ、全然どうなるか分からないです。だから、あんまり考えすぎずに、気負わずに、いかに柔軟であるかがとても重要になると思います。その場で生み出されていくものを、どんどんキャッチできればいいなと願っています。 

――ご自身として、どんなところをお客さんに見てほしいですか。

 30歳を過ぎてからは特にそう感じているのですが、私自身のことはあまり、どうでもよくて。戯曲に書かれていることを伝えることが、役者の一番の使命だと思うので。作品を楽しんでもらえるために、うまく動けたらいいなって思います。

「やります!」と言ってしまうタイプなので

――最後に、将来の夢は何ですか。

 役者というのは、お声がけいただいてようやく成り立つお仕事なので、与えられた課題と向き合って、それを何とか乗り越えてという感じで、これまでも生きてきました。これからも、そのスタンスはあまり変わらないんだろうなと思っています。

 同じ作品に関わったみんなが「よかったね」って言える作品を、みんなで作り上げていく。そして、それがちゃんとお客様に伝わることを常に積み重ねていくことが大切だと思っています。

 ただ、そうこうしているうちに、一人芝居の「殺意」のような、大事件が自分の人生に起こるかもしれないし。

――もうこれ以上何が起きても、動じない感じですか。

 ついつい、「やります!」って言っちゃうタイプなので。「殺意」の時もそうでしたけど。なんかそうやって、たまに自分の首を絞めながら(笑)、これからも生きていくんだろうなと思います。

女優・鈴木杏さん

すずき・あん 1987年、東京都出身。96年にテレビドラマでデビュー。テレビ、映画、舞台などで活躍の場を広げる。2003年に「奇跡の人」で初舞台を踏む。2012年に映画「 軽蔑(けいべつ) 」にて第26回高崎映画祭最優秀主演女優賞、17年に「イニシュマン島のビリー」、「母と惑星について、および自転する女たちの記録」にて第24回読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞。20年7月には初の一人芝居「殺意 ストリップショウ」を演じた。東京芸術祭2020 東京芸術劇場30周年記念公演「真夏の夜の夢」に出演予定。10月15日~11月1日に「東京芸術劇場 プレイハウス」、ほか、新潟・松本・兵庫・札幌・宮城で上演予定。

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