ウェルネスとーく
医療・健康・介護のコラム
[女優 鈴木杏さん](下)初の人間ドック「全部大丈夫でした」 健康法はよく歩き、よく眠ること
小学生の時にテレビドラマでデビューして以来、映画、舞台、ドラマにと活躍している女優の鈴木杏さん。2017年には読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞し、今年7月には初めて演じた一人芝居が激賞されるなど、今や押しも押されもせぬ実力派女優として輝きを増しています。コロナ禍の中で考えたこと、舞台や演じることへの思い、元気の秘密などについて語っていただきました。(聞き手・田村良彦、撮影・小倉和徳)
気分転換にはサウナで水風呂も
――コロナの関係はさておいて、従来、健康に気をつけていらっしゃることは何ですか。
適度な運動や、しっかり睡眠を取ること、食べ過ぎないこと、よく歩くこととか、特別なことは何もなくて、基本的なことが一番大事じゃないかと考えています。あとは、気が向いたらサプリメントを飲んでみるくらいでしょうか。
――ジムに通って運動することは?
以前はジムにも行っていましたが、ここ2年くらいは、ほとんど行っていません。最近は、ちょっとジョギングをしたり、散歩したり、気分転換にサウナに行ったりする感じです。サウナでの水風呂は好きですね。
――年齢を重ねてきて、変わってきたことはありますか。
去年、事務所から、「いい年なんで、1回、人間ドックに行ってください」って言われて、初めて人間ドックを受けました。がん検診なども受けました。
――ちなみに結果は?
おかげさまで、全部大丈夫でした。
趣味は絵を描くこと デザインしたTシャツを出品
――趣味や気分転換法は何ですか。
散歩やサウナのほかは、絵を描くことが好きです。実は、自粛期間中に毎日のようにインスタライブをやっていたのですが、自分で描いた絵をデザインしたTシャツを着ていたところ、見た方から自分も欲しいという声をいただきまして。
ユニクロに自分のデザインしたTシャツをつくれる「UTme!」というサイトがあるんです。誰でもデザインしたTシャツを販売できる仕組みもあって、事務所の了解も得られたので、さりげなく出品したところ、幸運なことに買ってくださる方がいらっしゃって。
――インスタライブはどんな?
自粛期間中は自分も時間があったのと、情報がコロナ一色だったので、そうじゃない話をしたかったのが動機です。日常のとりとめない話をできる場を作りたかったんです。面白かったですよ。
――コロナのせいでお酒を飲む機会も減ったとか。
友達にも、なかなか会いにくいのはあります。でも、だんだんお互いの感じを聞きつつ、どれぐらい気を使っているのかとか、じゃあ家で集まろうとか、工夫しながら、少しずつ会える人には会うようになった感じです。
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