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医療・健康・介護のコラム

[女優 鈴木杏さん](上)コロナ禍に初の一人芝居 「命がけで」来てくれた客に見せた迫真演技

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 小学生の時にテレビドラマでデビューして以来、映画、舞台、ドラマにと活躍している女優の鈴木杏さん。2017年には読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞し、今年7月には初めて演じた一人芝居が激賞されるなど、今や押しも押されもせぬ実力派女優として輝きを増しています。コロナ禍の中で考えたこと、舞台や演じることへの思い、元気の秘密などについて語っていただきました。(聞き手・田村良彦、撮影・小倉和徳)

あすの公演が続けられるか分からない日々に

[女優 鈴木杏さん](上)コロナ禍に初の一人芝居 「命がけで」来てくれた客に見せた迫真演技

――新型コロナウイルス感染症の流行によって、今年は演劇界も多くの公演が中止に追い込まれてしまうなど、大きな影響を受けています。鈴木さん自身も、緊急事態宣言で自粛生活を送られたのではないかと思いますが、この状況を、どんな思いで見ていらっしゃいましたか。

 私自身は、撮影が延期になったものが一つあっただけで、幸いなことに仕事への大きな影響はなく、7月の舞台の公演も無事終えることができたのですが、役者仲間は、公演が中止になってしまうことが立て続けにあって、みんな意気消沈している時期がありました。最近になってようやく、演劇がまた動き始めたというふうに感じています。

 私もそうでしたが、もしかしたら、あしたは公演が続けられるかどうか分からないという状況の中で公演を続けるのは、とても気を使います。お客様も、出演者もスタッフさんも、みんなが細心の注意を払いながら日々を過ごさなければならないというのは、やはり大変な状況には変わりないかなと思います。

自粛期間は早起きの規則正しい生活に

――緊急事態宣言による自粛期間中は、どう過ごされていたのですか。

 公演が迫っていて、体力を落とすわけにはいかなかったので、なるべく早起きして、朝、人がいない時間に散歩したり、ジョギングしたりして、体力を保つようにしていました。外出は必要最低限にしつつ、健康的に過ごすことを心がけていました。

――コンディションを整えるのも大変だったのでは。

 もともと基本的に体は丈夫で、普段からあまり風邪も引かないタイプなんです。早朝は気持ちがいいし、人が少ないという安心感もあって。おかげで早起きになって、午前5時とか6時とかには目覚めて、夏はもう4時半ぐらいには日が上がるので、朝日を浴びる生活をするようになりました。

――かえって規則正しい生活になった。

 そうですね。外に飲みに行くことがなくなったので。自粛期間中は、夜寝る時間もとても早くて、午後8時とか9時には寝てしまう生活だったので、かえってすごく規則正しく健康的だったと思います。

 規制がしだいに解除されていって、7月には舞台の本番もあって、注意を払いながら少しずつ友達と外出するようになりました。それでも、午後10時か11時ぐらいには寝るようになり、朝は4時か5時ぐらいには目を覚ましてという生活が普通になりました。

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