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コロナと闘う 私の物語<1>看護「やめたい」と言えず

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コロナと闘う 私の物語<1>看護「やめたい」と言えず

医療従事者に感謝と敬意を示す写真展示(今年6月、東京・表参道で。写真と記事は直接関係ありません)

 「この病棟でコロナの患者さんを受け入れます」。3月末、看護師長からの一言は突然でした。西日本の公立病院で、看護師として働く私はこの時まで、自分が感染者のケアをするとは考えてもいませんでした。

 最初に頭に浮かんだのは、未就学の我が子のこと。もし母親の私が感染したら、誰が面倒を見てくれるのか。「子どもが小さいので、ちょっと、難しいです」。勇気を振り絞って師長に訴えました。でも、「異動はできません。あなたはプロで公務員。ちゃんと感染対策をしていたら絶対に大丈夫」。そう言い切られると、言葉を返せませんでした。

 別の病院の看護師の友人からは、感染者を担当するかどうかは志願制だと聞きました。同居家族に気遣ってホテルが用意されたり、「危険手当」が支払われたりするところもあります。子育て中の人は免除され、結果的に若い独身スタッフにしわ寄せが行っているという話も耳にしました。

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