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足の裏 ほてって眠れない

 寝床に入ると、足の裏がジリジリと熱く感じ、眠りにつけません。この2~3年でひどくなり、真夏は本当につらいです。足裏に冷湿布を貼ると少し楽になります。どの診療科を受診すればよいのでしょうか。何か対策はあるのでしょうか。(74歳女性)

夜間頻発 「むずむず脚症候群」か

鈴木圭輔 独協医大脳神経内科教授(栃木県壬生町)

 就寝時に足がほてり、動かしたくてたまらない衝動とともに、不快感を覚えるならば、「むずむず脚症候群」かもしれません。ふくらはぎから先に、むずむず、ジリジリ、ピリピリといった異常な感覚に悩まされます。じっとしている時や夜間に起こりやすく、脚を動かすと症状が軽減するのも特徴です。国内の成人の1~4%にみられる病気で、我々の調査では患者の3割ほどは、脚以外の部位でも同様の感覚を経験していることが分かりました。

 この病気の原因として、脳内の神経伝達物質「ドーパミン」の働きなどが関わっていると考えられています。薬の副作用や、慢性腎臓病や鉄欠乏性貧血などが原因で二次的に起こることもあります。

 脚が勝手に動いてしまう場合や、脚を動かしても症状が改善しない時には、特に45歳以上では、他の病気が隠れている割合が多いといわれています。睡眠専門外来や脳神経内科の受診をお勧めします。

 治療は、ドーパミンを増やす薬や、脳内の別の神経伝達物質を抑える薬などが使われます。鉄分が不足している場合は鉄剤も選ばれます。日常生活では、規則的な生活習慣や運動、寝る前の脚のストレッチやマッサージを心がけてください。飲酒やカフェインを含む飲み物は、症状を悪化させるので控えましょう。

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