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80歳の母 急に食欲不振

 80歳の母が2か月前から急に食が細くなり、体重も1、2キロ減りました。1日3回の食事は取れていますが、少量です。もともとはよく食べる人でした。昨年末に父が他界したことも関係しているのでしょうか。(55歳女性)

環境変化で影響も 体重に留意

佐竹昭介 国立長寿医療研究センター老年内科部長(愛知県大府市)

 一般的に、75歳以上の後期高齢者は、活動量の低下に伴い必要なエネルギー量が減少します。しかし、急激な食事量の低下は要注意です。胃腸などの病気だけでなく、 咀嚼そしゃく嚥下えんげ の問題、薬の副作用などが隠れていることがあります。

 糖尿病などの生活習慣病がある場合は、過度な食事制限が影響していないか、食生活を確認することも重要です。このほか、生活環境の変化で体調が変わることがあります。

 高齢者は、体力低下や社会的交流の減少など様々な喪失を体験します。特に配偶者との別れは自覚する以上に健康への影響が懸念されます。お母様は笑顔が減り、気弱な言葉が出ていませんか? 表情や一言に表れる心模様への配慮が大切です。家族との団らんが支援になることもあります。

 また、外出の機会の減少や、本人や周囲が気づかない程度のもの忘れなどが関係することも考えられます。一度、高齢者の診療に精通した医師に相談することをお勧めします。

 食事は少しずつ頻回に分け、水分や塩分の補給も意識してください。医師の意見を聞き300キロ・カロリー程度の栄養補助食品を併用するのもよいでしょう。体重の変化にはご留意ください。

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