医療大全
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若くして脳梗塞<4>見落とされ 診断の遅れ
若い患者が脳 梗塞 を発症した際、診断が遅れるケースも少なくない。
東京都内の男性会社員(45)が2016年の秋に脳梗塞を発症したのは、自宅からほど近いゴルフ練習場だった。朝からレッスンを始めて1時間ほどすると、今まで感じたことのない激しい目まいと、吐き気に襲われ、思わずその場に座り込んでしまった。スタッフが呼んだ救急車で最寄りの大学病院に搬送された。
CT(コンピューター断層撮影法)検査で脳に異常は見つからなかったという。この日は土曜日で、当直の外科医はメニエール病を疑った。ストレスや疲れ、睡眠不足をきっかけに、内耳にリンパ液が過剰にたまることで起こる病気だ。
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