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医療内外の最適化とリスクヘッジのシステム

寺田次郎 関西医大放射線科不名誉享受

医療のみならず日本という国家の抱える弱点が露呈しました。
(もっとも、日本はましな方だと思います。)

医療現場での問題も大変でしょうが、その前提になる医療内外物資の補給や人材、仕事の管理やフローの設計を見直さないといけないのは本文の通りだと思います。
新型コロナの前から、欧州でも周辺途上国に移管されていた服などの生産がオートメーションの進化により国内回帰を始めていました。
今後は日本もそれに倣っていくべきでしょうし、生産に保管、時間や空間、仕事などのフローの運用のやり方を考える必要があります。
新型コロナの第三波もさることながら、他の感染症や災害、そして他国の戦争の影響が出た場合の準備も併せ持つべきなのでしょう。
テレワークの推進だけでなく、拠点の適度な分散化や予備のスペースなどの作成や運用など、法制度や資金も含めて色々と大事になると思います。

遠隔医療に関しては医療人の個人差、地域差や施設差もあって、難しい政治的側面もありますが、そういう部分も含めてみんなで考える必要がありますし、改善されて住みやすい地域から人口や地域の就業人数も増えると思います。。
前項が、薬剤師本来の仕事ですが、専門職が本来の仕事をするには同僚に関連職種や顧客側の理解や協力が不可欠です。
そういう事であれば、逆説的ですが、本来の仕事でない仕事を部分的にあるいは全体的に請け負う医療人も重要になってくると思います。
医学生の時に見学に行った救急病院で、患者のベッドコントロールに腐心する若手医師が「こんなの医者本来の仕事じゃないけど誰か現場の仕事全体をわかっている人間がやらないといけない」と言っていたのを思い出しますが、医療の結果としての健康や寿命は衛生環境以外など純粋な医療以外に大きく左右されるので、全体の改善も目指してすり合わせていく必要があります。

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