山口真弓の「子どものココロとカラダを育む簡単レシピ」
妊娠・育児・性の悩み
切り干しダイコンイモ餅…常備菜をアレンジ
こんにちは。乳幼児専門の管理栄養士の山口真弓です。
今回は、小さなおかずでなじみ深い「切り干しダイコンの煮物」を使ったおやつをご紹介します。
常備菜としてストックしているご家庭も多いと思います。
私もヒジキの煮物やきんぴらゴボウ、切り干しダイコンの煮物などの常備菜(私は、これらを三種の神器と呼んでいます)は、多めに作ってストック! そのまま食べるだけでなく、アレンジして使っています。
おかずが足りない! そんなときのお助けアイテムになるので、冷蔵庫にストックしておくと食事作りも楽に、そして、安心できますよね。
切り干しダイコンの煮物がジャガイモ餅に変身♪ 手づかみで食べやすく、栄養もしっかりとれるおやつです。
切り干しダイコンは、生のダイコンに比べ栄養価がとても高く、ビタミンB1やB2、カルシウムやカリウムなどのミネラル、食物繊維が多く含まれています。天日干しした食べ物は、体を温める効果があると言われているので、天日干しの切り干しダイコンは「冷え性」の方にもおすすめな食材です。購入するときは天日干しのものを選んでみてくださいね。
[作り方]
(1) ジャガイモは、加熱して軟らかくし、ボウルに入れ、皮を取り除き、フォークの背などでつぶす。
(2) 切り干しダイコンの煮物は、汁気を切って細かく刻み、片栗粉とともに(1)に加え、混ぜ合わせる。
(3) 4等分し、円形にまとめる。
(4) フライパンを温め、弱火で両面を2~3分ずつ焼いて完成。
※味が薄ければ塩で調える。とろけるチーズを入れても可。
〈切り干しダイコンの煮物〉
(1) 切り干しダイコンは、水で戻し、簿度した水は後で使う。ニンジンはせん切りにする。油揚げは5mm幅に切る。
(2) 鍋に切り干しダイコン→ニンジン→油揚げの順に重ね、(A)を加えて火をつけ、沸騰したら弱火にし、蓋をして10分ほど加熱する。火を消し、粗熱が取れるまでそのまま冷まして完成。
※切り干しダイコンの煮物は、ヒジキの煮物などに置き換えてもよい。
(レシピ作成 乳幼児専門の管理栄養士 山口真弓)
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