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コロナと子ども<5>敏感な子 対応を柔軟に

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 「息を吸いながら肩を持ち上げ、吐き出しながら肩を後ろに回しましょう」。臨床心理士の馬場悠輔さん(38)のかけ声に合わせ、中学1年のA子さん(12)が深呼吸する。

 コミュニケーションや人間関係などに悩む子どもを対象に、東京都世田谷区の「みくりキッズくりにっく」で行われている発達支援プログラムの一こま。A子さんが取り組む「呼吸ストレッチ」は、呼吸のリズムを整え、気持ちを落ち着かせる効果があるという。

 周囲の雰囲気に敏感なA子さん。文京区在住だが、小学5年の時からクリニックに通い、月に1回、馬場さんのカウンセリングを受けている。母親(37)は「以前よりも感情の切り替えが上手になった」と話す。

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