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コロナ治療法、関西一丸で…本庶佑氏ら研究者数百人

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新型コロナウイルスの研究プロジェクトについて、オンラインで説明する本庶氏。左は関経連の松本会長(大阪市北区で)

新型コロナウイルスの研究プロジェクトについて、オンラインで説明する本庶氏。左は関経連の松本会長(大阪市北区で)

 ノーベル生理学・医学賞受賞者の本庶佑ほんじょたすく・京都大特別教授らは27日、関西経済連合会の資金援助を受け、新型コロナウイルスの治療法の開発に向けた新たな研究プロジェクトを9月から始めると発表した。関西の免疫学やウイルス学の第一線で活躍する研究者が協力し、2年後をめどに成果をまとめる。関経連は企業などから集めた寄付金計1億6500万円で支援する。

 プロジェクトは、京大や大阪大、神戸大、京都府立医科大、理化学研究所などの研究者数百人を、「病態解析」「医療情報解析」など6グループに分けて進める。各大学の関連病院で感染者の血液や細胞などを集め、ウイルスが増殖する仕組みや、感染者の免疫の働きなどを詳細に解析。最終的に重症化を防ぐ方法や有効な治療法の開発につなげる。本庶氏が全体を統括する。

 大阪市内で開かれた記者会見にオンラインで参加した本庶氏は「新型コロナによる重症化や後遺症は、免疫の異常が関わっている可能性が高い。関西の免疫学の優れた研究力を生かし、治療法の開発につなげたい」と意気込みを語った。

 関経連の松本正義会長は「新型コロナの克服に向け、産学官が一丸となる必要がある。経済界としても関西の強みである医療分野の研究にできるだけ支援していきたい」と話した。

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