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医療・健康・介護のコラム

[女優 いとうまい子さん](下)45歳で早大へ 高齢者用リハビリロボを開発、現在は博士課程在学中

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大学院で高齢者のスクワット誘導ロボット「ロコピョン」を開発

――それで修士まで進んで、開発したのがリハビリ誘導ロボット「ロコピョン」ですね。

2015年12月の国際ロボット展(事務所提供)

2015年12月の国際ロボット展(事務所提供)

 整形外科の先生から、筋力作りに役に立つ「スクワットをするように」と患者を指導してもやっていただけることは少ない、とお聞きしました。それで、ロボットが「スクワットをしましょう」と呼びかけて、一緒にスクワットをすれば、やっていただけるのではないかと考えました。設定した時間にロボットから、「何回やりますか」と問われるので、「5回」などと答えれば、その数だけ一緒にスクワットをしてくれるウサギ型のロボットです。神戸の企業の方と一緒に作りました。修士2年の時に国際ロボット展に出品すると、ベンチャー企業の方が関心を持ち、一緒に開発をすることになりました。商品化はまだ先の話です。

――修士の後で博士課程まで進むというのは、研究が性に合っていたということでしょうか。何を研究しているんですか。

 せっかく修士まで来たけど、とても恩返しまでたどりついていません。ロコモとかアンチエイジング(抗加齢)を考えるなら、細胞レベルまで踏み込んで研究を進めたいと思いました。カロリー制限をすると長寿になるという研究があって、ネズミを使って、5、10、15%というマイルドな食事制限をすると、細胞にどのような遺伝子が発現してくるか、といったことを調べています。新型コロナで大学に入れない時期があって、研究が動かなくなってしまったので、急いで進めています。

好きな時間はアメリカの連続ドラマを見ながらグレープフルーツ

――大学生活も10年になるわけですね。これからどのように年を重ねていきたいと考えていますか。

[女優 いとうまい子さん](下)45歳で早大へ 高齢者用リハビリロボを開発、現在は博士課程在学中

 今のままでいいです。楽しいことをいろいろやっていけたら。取り組むことの基準は、楽しいか楽しくないかです。仕事をずっとしてきて、休みが欲しいと思ったことはないので、仕事は大好きですね。タレントの仕事もあれば、社長の仕事もある。研究もある。変化があって楽しいと思いますね。

――仕事と研究、それ以外に好きな時間はありますか。

 特にないかな……うーん、でも、アメリカの連続ドラマを見ながら、グレープフルーツを食べるとか。そんな時間が好きですね。

女優 いとうまい子さん

いとう・まいこ  1983年、「微熱かナ」でアイドル歌手としてデビュー。「不良少女とよばれて」(TBS系)、「高校聖夫婦」(同)などのドラマでも注目された。2000年代からはバラエティー番組や情報番組に多数出演している。番組制作会社社長。2010年に早稲田大学人間科学部のeスクールに入学。現在は博士課程に在学中。

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