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「炎天下でもマスク着用」習慣に…熱中症疑い「屋外」大幅増

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 札幌市内で今夏、熱中症の疑いで救急搬送された人は、20日までに110人に上り、このうち半数近くが「屋外」で搬送されていることが市消防局のまとめでわかった。屋外搬送者の割合は前年よりも大幅に増えており、新型コロナウイルスの感染防止で炎天下でもマスクを着用する習慣が定着していることが背景にあるとみられる。

 市消防局などによると、エアコンの普及率の低さなどもあり、例年、熱中症で搬送される人の割合は「屋内」の方が多い。昨年5~9月に屋外で搬送された人は35・6%だったが、今年は6月から今月20日までの時点で48・2%まで上昇している。

 今夏に屋内・屋外で搬送された110人を年代別で見ると、最多は80歳代の21人。次いで10歳代(16人)、60歳代(15人)となり、幅広い年齢層が運ばれていることがわかる。また時期別では、6~7月が32人にとどまっていたが、8月に入ると急増している。

 一方、「屋外」の搬送者数は53人。建設現場などの「仕事場」が20人と最も多く、「路上」(18人)、「競技場など」(7人)、「公園など」(4人)と続いた。

 市消防局は、夏場はマスクの着用が熱中症のリスクを高める可能性があると指摘。その上で、〈1〉屋外で十分な距離が確保できる場合はマスクを外す〈2〉マスク着用時は息苦しくなるような運動や作業を行わない〈3〉こまめに水分補給する――などの対策を呼びかけている。

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