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地域の人が不安・陰性なら…クラスターの天理大、無関係の学生も教育実習断られる

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 ラグビー部で新型コロナウイルスのクラスター(感染集団)が発生した天理大(奈良県天理市)は20日、記者会見を開き、ラグビー部と関係ない一般学生が教育実習を断られたり、アルバイト先から出勤停止を求められたりする事例が5件あったことを明らかにした。同席した天理市の並河健市長は「不当な差別であり、社会の分断につながる」と述べ、冷静な対応を求めた。

 天理大ラグビー部では、21日までに男子部員計55人の感染が確認されている。

 大学によると、クラスターが判明した17日以降、教育実習生として参加する予定だった学生3人に対し、受け入れ先の県内外の中高3校から「地域の人が不安に感じるので受け入れをやめたい」「PCR検査で陰性だったら受け入れる」などと電話があったという。

 また、別の学生2人はバイト先から「しばらく出勤を見合わせてほしい」と告げられたという。5人ともラグビー部員と接点はなく、会見した永尾教昭学長は「根拠なく、天理大生を拒絶する動きが広がることを懸念している」と訴えた。

 奈良県防災統括室は「感染者が所属する組織全体への不当な差別や誹謗中傷は決して許されない。正確な情報に基づいて冷静に行動してほしい」と呼びかけた。

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