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都の病床使用率が上昇、専門家「ホテル・自宅での療養へ体制整備を」…モニタリング会議

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 東京都は13日、新たに206人の新型コロナウイルスの感染が確認されたと発表した。都はこの日のモニタリング(監視)会議で、4段階で示す医療提供体制の警戒レベルについて、上から2番目の「体制強化が必要」を維持したが、病床の使用率も上がっており、出席した専門家からは、ホテルや自宅での療養体制整備を求める声も上がった。

 都によると、13日時点で直近1週間の新規感染者数の平均は290・7人。緊急事態宣言時の最大値(167・0人)を上回るが、前週の6日時点(345・3人)から減少に転じた。13日時点の週平均の陽性率は6・4%、重症患者も21人で、いずれも横ばい状態が続くが、入院患者は1658人で、都が現在確保している病床2400床の約7割に達している。

 会議に出席した都医師会の猪口正孝副会長は、医療機関の負担が重くなっているとして、「入院や(ホテルでの)宿泊療養、自宅療養(の振り分け)のための統一基準を作る時期だ」と述べ、都に対応を求めた。

 会議では、熱中症の増加を受けて救急搬送先を見つけるのが困難になる事例が増加していることも報告された。13日までの1週間平均は66・9件で、前週(42・3件)の1・5倍となり、猪口副会長は「熱中症の発熱と新型コロナとの区別が難しくなり、(感染の)疑い事例も含めて救急体制を圧迫している」などと危機感を示した。

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