文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

医療相談室

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

「酒さ」薬で改善しない

 5年前から、右こめかみが赤くなり、湿疹ができました。顔全体に広がり、赤くなっています。皮膚科で「 しゅ さ」と診断され、塗り薬やビタミン剤、漢方薬を使っても改善しません。まぶたが腫れ、鼻の奥も痛みます。良い治療法はないでしょうか。(62歳女性)

自由診療でレーザー治療も

鶴田大輔 大阪市立大皮膚科教授(大阪市)

 「酒さ」は、顔の広範囲の赤みや、毛細血管の拡張とブツブツとした皮疹が特徴です。原因としては、遺伝、血管や免疫の異常、ダニの関与などが考えられていますが、よく分かっていません。ステロイドの塗り薬を不適切に使うことにより生じる「酒さ様皮膚炎」という別の病気もあります。

 酒さは症状の重さによって、1~4度に分類されます。質問者は、鼻の凹凸や皮膚のブツブツもなく、結膜炎など眼科医の診療が必要な症状はみられないようなので、「第1度」と考えられます。また、鼻の奥の痛みは通常の酒さでは起きないので、耳鼻科の受診をお勧めします。

 酒さは、残念ながら、国内では治療の選択肢は少なく、公的医療保険がきくものはありません。すべて自由診療になりますが、レーザー治療が行われたり、重症例では交感神経に作用する薬が使われたりします。顔のブツブツについても、塗り薬や飲み薬があります。皮膚科医院などで取り入れられています。

 刺激の強い食べ物や、化粧品、日光にあたること、ストレスなどでも症状が悪化すると考えられています。日常生活も見直してみましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

医療相談室 新着回答

一覧へ

相談を投稿する

オンライン相談の投稿ができるのは、読者会員に限ります。

  • 相談と回答は紙面に掲載されることもあります。すべての相談にはお答えできません。また、個別には回答いたしません。

直接相談する

24時間電話医療相談サービス

相談するには

オンライン相談の投稿ができるのは、読者会員に限ります。読売新聞ご購読者で読者会員登録をされた方が、有料(プラス)登録すると、電話による医療相談が24時間365日ご利用いただけます(相談料・通話料は無料)。

読売新聞読者会員の有料登録は、月額200円(税抜き)です。

一般会員向け有料サービスは2020年1月31日をもって終了いたしました。このため、一般会員向け有料登録の受け付けを停止しております。